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2019年09月

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海客

 十二国記。 十数年ぶりにまともに最初から読み返している。 好きな巻や箇所は定期的に読み返してはいたが、『月の影 影の海』から通しでとなるとやはり十年ぶり以上。 ただいま帰りました、という言葉以外見つからなくて胸がいっぱいだ。 私は胎果なんておこがましいことは言えないただの海客だけれど(海客すらおこがましいただの蓬莱の人間かもしれない)、胎果みたいな気分で「ただいま」と言いたい気持

2019年9月11日
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鬼さん、どちら

頭にツノの生えた人間が一定数生まれる人間が、「突起症」という病気としてあつかわれている世界。
彼らは差別的に「鬼」と呼ばれており、配慮として世間からは桃太郎や節分など「鬼」を連想させるものはなくなっていた。

鬼を羨む者、鬼として優遇されすぎた者、鬼は死ねばいいと思っている者、鬼を「やめた」者、鬼としてどう振る舞っていいかわからない者など、様々な「鬼」と「人間」が交差する世界を描くオムニバス。

さらばやさしいゆうづる

4編入った初期短編集。

  • ひとつめは木曜になく:人の感情が形となった異形の虫「ひとつめ」が見える幼馴染高校生2人のお話
  • さらば、やさしいゆうづる:「その人が本当に欲しいものが入っている箱」を手に入れた大学生と、それをあげた絵本作家のお話
  • なき顔の君へ:双子の弟の顔が見えなくなってしまった少女のお話
  • はたらくおばけ:死んだ青年が「仕事としてのおばけ」に奮闘するお話
ロボッとうさん

「実は父さんロボットだったのだ」
かわいいケアロボットを本当の父親だと思いこんでいる男子高校生・蓮助(れんすけ)。
「父さん」は息子の誕生日に自分がロボットであることを打ち明ける。
しかし宇宙的バカの蓮助はなかなか信じようとせず……

感情があるロボットは「バグ」として処分されてしまう時代で、ロボットと人間の親子がおりなすゆるゆるコメディ。